【お風呂場の水漏れつまりのトラブル例と原因とは】
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【お風呂場の水漏れつまりのトラブル例と原因とは】
風呂場の水漏れ、詰まりのトラブル例と原因とは?
毎日使うお風呂は家の中でもトラブルが生じやすい場所のひとつです。
中でもみなさんがイメージしやすいのは、髪の毛などによる排水口の詰まりではないでしょうか。
この記事では、実際に家庭で起こっている風呂場でのトラブル例とその原因を紹介していきます。
自身で修理出来るのか、もしくは水道代業者へ修理依頼するべきかの判断材料にしてみてください。
詰まりを放置し続けると、悪臭やカビ、そして水漏れ被害など、二次災害にまで発展する恐れもあります。
この記事を読めば、万が一トラブルが発生したとき、冷静に対処できるはずです。
それではさっそく本題に入りましょう。
風呂場の水漏れ、詰まりのトラブル例と原因
風呂場で起きるトラブルにはこのようなケースがあります。
①排水口の詰まり
②排水口から逆流
③蛇口水漏れ(根本から)
④水が出ない
⑤蛇口のハンドルが硬い・取れそう
⑥シャワーホースの水漏れ
⑦シャワーヘッドが取れた
まずは水漏れしている箇所や、異常がある部分を明確にしましょう。
それでは順番に解説していきます。
排水口の詰まり
風呂場の水漏れの原因として最も多いのが、排水口の詰まりです。
風呂場の詰まりと聞いてみなさんが思い浮かぶのは、やはり髪の毛ですよね。
しかし、詰まりを悪化させているのは髪の毛だけではありません。
身体や頭を洗う石鹸のカスや垢も詰まりの原因となります。
なぜなら、石鹸に含まれている油分が髪の毛に絡まることで、水が流れなくなるほど大きな塊になってしまうのです。
対策として排水口の目皿にヘアキャッチャーを置いているという家庭も多いと思います。
しかし、それだけでは完全に防ぐことは難しいです。
定期的に液体パイプクリーナーを使うと流れてしまった髪の毛やゴミを溶かしてくれるので効果的ですよ。
また、排水口をこまめに掃除しているのに、水がスムーズに流れない場合は排水ストラップ、排水管が原因の可能性があります。
無理やり対処してしまうと破損する恐れがあるため、その場合は水道業者に相談することをおすすめします。
排水口から逆流
風呂場でシャワーや浴槽のお湯を流す時に排水口から逆流してきたら、おそらくそれは詰まりが原因でしょう。
その原因として最も考えられるのが、排水口に流れてしまった髪の毛や石鹸カスが蓄積されて、大きな塊になってしまっているパターンです。
そして稀にあるのが、家庭から出る排水をゴミ・油と水に分別して水だけを下水道に送る
排水枡が原因となる可能性もあります。
排水筒を取り外してから掃除や、ワイヤーブラシで何度も押し入れしながら排水管の壁をこすってみると改善する場合もあります。
それでも解消されないという場合は、排水管が破損していることが考えられます。
● 築20年以上経っている
● 数年内に地震の被害があった
このような状況に当てはまる家は破損の可能性
があります。
判断に迷ったときは、自分で無理に対処せずに水道業者に相談した方が安心でしょう。
蛇口水漏れ(根本から)
風呂場の蛇口やパイプの接続部分からポタポタと水漏れしている場合も何かしらのトラブルが発生しています。
考えられる原因は以下の3つです。
● 給水管、バルブのトラブル
● パッキンの劣化
● 部品の破損
放っておくと水道代の加算や、浴室にカビが生えたりと二重被害にも繋がるので早めに対処が必要となります。
応急措置として一番簡単なのは、手間はかかりますが止水栓を止めて一時的に止めることで悪化を防ぐことができます。
自分自身で修理したい場合は、ホームセンターで部品を手に入れることが出来ますが、ここで重要なのが蛇口の種類です。
蛇口には4種類タイプがあります。
● ・サーモスタット水栓
● ツーハンドル水栓
● シングルレバー混合水栓
● 単水栓
さらに壁に取付タイプか台付きタイプなのかによっても修理方法が異なるため注意が必要です。
とはいえ、水漏れの原因はパッキンの劣化とバブルの故障である場合が殆どなので、水栓を解体できれば自分でも修理は可能です。
しかし特殊な工具も必要なので、水道業者に修理を依頼した方が早く解決できる場合もあるでしょう。
水が出ない
突然風呂場の水が出なくなってしまった!という場合は、焦らずに以下の点を確認しましょう。
● 水道工事で断水の可能性はないか
● 配管が凍結していないか
● シャワーヘッドの目詰まりやホースが劣化していないか
上記が当てはまらない場合は、止水栓が何かしの原因で閉じている状態になっていることが考えられます。
また、止水栓が全開になっているにも関わらず水が出ない場合は、水道管の劣化が原因となっている可能性が高いでしょう。
その場合、自己判断で修理してしまうと近隣にも影響が出てしまう可能性があります。
水道業者に依頼するべきかまずは家の管理会社に確認した方が良さそうです。
蛇口のハンドルが硬い・取れそう
風呂場の蛇口の不具合も水漏れの原因の一つです。
ハンドルが硬くなるのには部品の劣化が大きく関係しています。
硬いけどまだ動く、という状態であれば『グリス』が切れていることが原因でしょう。
このグリスとはハンドルの動作部分を滑らかになるする潤滑剤のことです。
研磨作用のあるクレンザーなどで掃除をすると、ハンドル内部に洗剤が入り込んでしまうことがあります。
そうすると同時にグリスも減少してしまい、硬くなってしまうのです。
なので硬くなった場合は、グリスを再度ハンドル下にあるパッキンに塗れば改善できますよ。
また、サビや水垢も蛇口が固まる原因です。
サビにくいように水回りの設備をステンレス製にしていても、完全に防ぐことはできません。
この場合は新しいものと交換するのが解決策です。
特にやりがちなのが、硬くなったハンドルを力いっぱい回してしまったことによる水栓部材の破損。
違和感を感じたら早めに対処しましょう。
そして、掃除する際はなるべくきれいに拭き取るようにするとグロスの減少やサビを抑えられますよ。
シャワーホースの水漏れ
シャワーホースの水漏れは、劣化が原因であることが殆どです。
部品を効果すれば改善されるので、まずはどの部分から水漏れが起きているのかを確認してみてください。
①シャワーホースとの接続部分
⇒接続部分の内部にあるパッキンを交換
②シャワーヘッド
⇒シャワーヘッドを交換
③シャワーホース
⇒シャワーホースを交換
上記の部分であれば、ホームセンターで部品を揃えることができるので、比較的自分でも簡単に取り替えることができます。
部品交換に取り掛かる際には、必ず止水栓を止めてから行いましょう。
そして、シャワーの水栓から水漏れしている場合は専門知識が必要となるため、水道業者へ依頼することをおすすめします。
シャワーヘッドが取れた
シャワー中に突然シャワーヘッドが取れてしまったというトラブルも稀に起こります。
おそらくシャワーヘッドの構造部分が水圧に負けてしまったことが原因です。
原因を明らかにするために重要なのが混合栓に付属している『逆止弁』と言う部品です。
要はお湯と水を調整したり、シャワーとカランを切り替える機能のこと。
この逆止弁が付いていないと水圧に負けてヘッドが壊れてしまうトラブルが起きやすいのです。
逆止弁の有無は、シャワーを出す時に回すハンドル部分にストップ機能が付いているかで確認してみてください。
逆止弁が付いていれば、シャワーヘッドの交換だけで改善できますが、もし付いていない場合は、逆止弁を取り付ける作業が必要になります。
手順を間違えて作業をすると水浸しや、火傷の危険もあるため、逆止弁の取付から必要な場合は水道業者に依頼した方が良いでしょう。
風呂場の水詰まりは「水郷水道設備」にお任せ
ここまで風呂場の水漏れや詰まりの原因を紹介してきました。
もし当てはまる症状があった場合は、二次災害を防ぐためにも放置だけはしないようにしましょう。
また、今回紹介した中には部品交換をすれば自分で直るケースも紹介しましたが、部品調達するのにも正しいか分からない、失敗したくないという方は、プロの水道屋さんに相談することをおすすめします。
自分で直すよりも『安心・早い・確実』ですよ。
水のトラブル「水漏れ・つまり」なら水郷水道設備が対応できますのでまずはお気軽にお問い合わせ下さい。
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受付時間:年中無休
お風呂は毎日の疲れを癒す大切な場所です。日々お手入れすることを心がけましょう。
投稿日:2021年12月03日 00時30分