お風呂の排水溝の詰まりを解消するには!?【必見】
千葉県
お風呂の排水溝の詰まりを解消するには!?【必見】
お風呂の排水溝の詰まりを解消するには
お風呂に入っていて排水溝が詰まって水の流れが悪くなることがあります。どんな方法で解消していけばよいのか、どんなパターンがあるのかをご紹介していきます。
お風呂の排水溝が詰まる原因
バスルームの排水溝が詰まる原因についてみていきましょう。
〇髪の毛
一番多い原因は髪の毛になりますが、特に女性の場合が多いです。ロングヘアの場合は男女関係なく詰まってしまいます。まめに掃除をしない限りすぐに髪の毛で詰まってしまうことになります。お風呂を出る前に髪の毛は取り除いておくようにしましょう。
〇垢やソープのかす等
排水溝で詰まった髪の毛の上に垢やソープのカスが重なっていきます。粘度が高いシャンプー、ボディソープの場合は排水溝の髪の毛に絡まりやすくなり、塊になって余計に排水溝が詰まってしまうのです。トリートメント、ヘアパック、メイク落とし、オイルも詰まる原因になっています。
〇その他の異物類
他につまってしまう原因としてヘアゴムや固形物などが詰まりの原因になっています。子どものおもちゃなども流してしまう場合があります。
排水溝に詰まってしまう箇所は
1.お風呂の洗い場の排水口
2.浴槽の排水栓
3.排水トラップ
4.排水管
お風呂の洗い場の排水溝や浴槽の排水栓の場合は、詰まりを解消するのは難しくないですが、排水ストラップや排水管内で詰まると解消するのは大変です。無理やり解消しようとして排水トラップや排水管を破損させてしまうこともあるため対処が難しくなる前に早めに掃除や詰まりの原因を排除するようにします。
排水溝が詰まった場合の解消法とは
1.お風呂の洗い場の掃除をする
解消法としては排水口の掃除をするようにします。排水口のゴミ受け、排水筒、排水ピースで構成されています。その各パーツの汚れを取り除いていきましょう。排水トラップの内部は歯ブラシなどの細いブラシで掃除をします。髪の毛などの固形物が見えたらピンセット類で取り除きます。
2.排水管の汚れをとる
ワイヤーハンガーなどを使って排水トラップや排水管の詰まりを解消していきます。ワイヤーハンガーを分解して伸ばします。排水ストラップ内にある排水管に続くところにワイヤーハンガーを差し込み、中の汚れをとるようにします。
3,浴槽が詰まったらラバーカップを使用する
浴槽でもトイレでよく使用するラバーカップを使うのが詰まりにも効果があります。排水溝か排水栓のところにラバーカップを押し当てて何度か引き上げるのを繰り返します。あまり勢いをつけないように注意します。真空式パイプクリーナーで詰まりを解消させられます。真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも吸引力が強いので詰まりが奥に合っても取り除けることもあります。
4.排水溝のぬめりには重曹やクエン酸
ぬめりをとるためにはクエン酸や重曹は効果があります。皮脂汚れは弱酸性で、ソープのかすにはアルカリ性の汚れなのでクエン酸が効果的になります。割合は重曹とクエン酸を3対1の割合で混ぜて排水溝にかけます。そのあとにコップ1杯の水を流して1時間おき、水を流して終わりです。クエン酸がない時はお酢を代用しましょう。
5.液体のパイプクリーナーを使う
髪の毛やごみを溶かすことのできるパイプクリーナーを使用しましょう。薬品なので重曹やクエン酸よりも効果があります。詰まりがあるところにパイプクリーナーを流して指定の時間置いておきます。そのあとに水で流します。プラスチックなどの固形を溶かすはできないので覚えておきましょう。
6.真空式パイプクリーナーを使う
真空式パイプクリーナーの基本的な原理はラバーカップと似ていて、圧力をかけてつまりの原因を引っ張り出します。ラバーカップよりも真紅式パイプクリーナーのほうが吸引力は強くなっているので効果があります。購入する場合、2000円から3000円くらいで販売されています。使用の手順もラバーカップと同じになります。排水口にカップ部分を密着させて持ち手についているレバーを押し込みます。カップを押したまま引き上げるとつまりの原因になっているものを引っ張り出すことができます。これを繰り返して行います。浴槽の排水口に使うときはカップの少し上くらいまで水を張ってから行うほうが効果的になります。
重曹・クエン酸を使った掃除について
重曹やクエン酸は薬剤よりも洗浄する効力はありませんが、自宅で対処するときは使いやすい材料です。普段の家の掃除にも使用していることが多いものです。お風呂の詰まりを解消するだけではなく、ぬめりの排除、カビや油汚れなどにも効果が期待できます。排水溝についているキャッチャーや排水パイプなどの部品も同時に掃除しておくようにしましょう。
重曹・クエン酸の使い方
重曹とクエン酸の使い方は掃除する部分にかけるのが基本になります。クエン酸はほんとが粉になっています。水に溶かし、スプレーにしておくと便利です。お酢はクエン酸がないときには代用することができます。重曹とクエン酸をかけて最後に少しのお湯をかけると泡がたち30分置いておきます。そのあとにお湯で洗い流します。排水パイプや排水溝は洗い残しをしないように丁寧にすることがコツになります。水よりお湯の方が汚れも落ちにくくなるためおすすめです。
フタなどの汚れも
フタ・ヘアキャッチャーを取り外します。部品に付いている髪の毛やほこりやゴミを取り除きます。重曹とクエン酸を使っても部品などについている汚れとカビは落とせないこともありますが、ブラシなどを使えば落ちることがあります。ヘアキャッチャーは細かい部分が多いのでスポンジではこすれないところがあるのでブラシを活用します。カビの元にもなるので汚れを落としておくことが大事です。
掃除で使う物
薬剤などで手が荒れてしまうこともあるのでゴム手袋を用意しましょう。細かい部分を掃除するために使い終わった歯ブラシなどの小さいブラシです。汚れを落とすと臭いも取り除くことができます。マスクやめがねをして掃除すれば顔にはねることがないです。
お風呂の排水溝の詰まりを解消するときに注意点
自分で排水溝の詰まりを解消したい場合、薬剤を使うときは気をつけなければなりません。いろいろな薬剤を組み合わせたときに化学反応を起こしてしまうこともあるのです。その場合、健康被害が起こることもあります。薬剤が目に入ると炎症を起こしたり、手が荒れてしまったりもします。手袋・マスク・めがねはなるべくしているほうがよいでしょう。ラバーカップなどを使う場合はサイズが合わないと排水口に密着できないことがあります。いくら作業を繰り返していてもサイズが合わないと解消することができません。サイズの確認をすることが大事になります。
詰まりが自分で解消できないとき
お風呂の排水溝の詰まりが長い時間蓄積されていたり、固形物が排水管の奥に流れてしまったりすると、自分で解消することはとても難しくなります。その場合は無理になんとかしようとしないようにしましょう。ワイヤーハンガーやワイヤーブラシを使っていると詰まりが悪化してしまい、奥に押し込んでしまうことになります。どうしても解消できないと判断した場合は専門業者に頼んで対処してもらうようにしてください。
お風呂の排水溝詰まりの予防法
日常から詰まりを予防しておくことが大切です。詰まる前にパイプクリーナーを使って蓄積を防ぎます。また、ゴミ取りのシートなども活用してなるべく髪の毛など流さないようにします。ヘアキャッチャーを交換したり、ヘアキャッチャーにネットをかぶせたりするのも効果があります。
このようなトラブルお困りがあれば水郷水道設備までお気軽に御相談ください
投稿日:2022年01月14日 23時48分